ココロとカラダのコラム0015：ヒートテックは要注意
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寒い季節に重宝している、という人も多いだろうヒートテック。けれども、それが肌トラブルのもとになることもある、ということは知っておかなければならない。それではなぜヒートテックが肌トラブルを引き起こすことがあるのだろうか？
まず1つは、ヒートテックに使われる特殊な化学繊維が、人によっては化繊アレルギーを引き起こし、皮膚が赤くなる、かゆくなる、かぶれる、湿疹が出るといった症状を生じるため。
もう1つは、ヒートテックが乾燥肌をより助長するから。ヒートテックにはレーヨンという素材がおよそ30％使われているが、このレーヨンは非常に吸水性が高いという特徴がある。レーヨンが汗を過剰に吸収することで、肌が非常に乾燥しやすくなるリスクがあるのだ。
というわけで、敏感肌や乾燥肌、アトピー性皮膚炎を持った人などは、ヒートテックの着用はオススメできない。特に皮膚に直接触れる形で使われるヒートテックのインナーは要注意だ。
とはいうものの「もうヒートテックは手放せない！」という人もいるだろう。そういう人は、できるだけ常用は避けて着る場面を選び、重ね着をすること。そして保湿に気を配ることが大切になる。
便利さとトラブルは表裏一体。ヒートテックとも上に述べたようなことを知った上で、上手なお付き合いを。
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