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ココロとカラダのコラム0034:「これホントに治りますか?」と聞かれたら…

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治療家にとって、あまり聞かれたくない質問というのがいくつかある。その代表的なものの1つが「これホントに治りますか?」だ。

この質問にどう答えるかについて治療家に指南した興味深い記事があるので、長いがそれを引用しよう。これは、自身も治療家であると同時に治療院の経営指導する協会も主催し、その方面で著作もあるH先生という人がメルマガに書いた記事で、(一部の)経営セミナーではどんなことが教えられているのかが分かる。

<優秀な治療家の全員がしている秘密のこと >


私はまず皆様より100倍以上の治療家と接してきました。
その中には、特別優秀な人、優秀な人、優秀でない人がいます。

特別優秀な人たちの特徴は「毒」を持っていること。

毒とは個性と言ってもいいかもしれません。
個性とは何もしなくても染み出てくる資質だそうです。

「俺って○○だから」
なんていうのは個性ではないのね。

もう周りがうんざりして認めてしまうくらいの性格の偏り。
明るい、しつこい、適当、執着、厚顔、、、、、

芸能人ってその極致にある職業ですね。

ただ、かわいい、かっこいいでは生き残っていけない。
徹底的な執念こそが生き残る武器ですよね。
最後は離婚でもなんでもネタにできるって凄いですよね。


そんな毒を持つ人たちが、必ずしていることってなんだと思いますか?
そしてそれは、優秀でない人にとって絶対許せないことなのです。

それは、、、、「嘘をつくこと」



患者さんに嘘をつきまくれ!!!!

そんなことを言うと怒る人がいます。
そんな人で成功する人はまずいません。
繁盛もしていないはずです。

「人生そんな甘いもんじゃない」

この言葉も同義語ですね。
まずうまくいっていない方々の言葉。



まず怒りを鎮めてもらうために、嘘には「優しい嘘」というものがあることを説明します。

数年前、私の父が癌でなくなりましたが、発覚時にもうステージ4。
ステージって4までしかなくて、4が最悪な数字ね。

そうなった時、家族は問答無用で優しい嘘を全員がつきます。

これでも嘘はいけないと思いますか?

怒りは静まりましたね。



では、病院を回ってきた患者さんを10回治療しても「まだ痛い」と連呼
そんな患者さんになんて言いますか?



1、もう一度病院で検査を受けてきてください。
2、大丈夫治りますから。

毒のある方は一律して2を言い続けます。
それが嘘でも根拠がなくても。

これは
ひどい嘘?
優しい嘘?

この感覚に正しさを求める治療家は病気になります。
正しさを求めていくと最後は病気になるしかありません。
世の中に正しいや完璧というもの自体がないからです。

そして繁盛もしません。
そして早々に諦める方も繁盛できません。



特別優秀な方は解っているのです。

どうせ病院に行ってももっと治らない。(検査は済んでいるわけですから)
嘘でも頼れる場所を残してあげること
最後の砦に自分がなることを既に決めている
まず私からは諦めない
治るには心の安定からしか起こらないこと知っているのです。

嘘も100回言えば本当になるしね。

良くなっているのにダメだし。
悪いのに良くなったという「厳しい嘘」
というスタッフ育成方法もありますね。

毒持っていますか?



毒は薬にもなります。
相手を殺すこともできます。



体からにじみ出る毒をもっと使ってみる覚悟を持ってみてください。



「ただいい人」
これが最も優秀から信頼から遠い特徴なのです。

■今月の覚悟■

自分に嘘はつくな、他人にはもっと嘘を言え

治療の世界では(本心からかどうかはともかく)「患者さんの笑顔を見るために頑張ってます」、「自分の技術で人々を救いたい」といった「人助け」を前面にうたっている人が多い。けれども治療業というは商売であって、純粋無垢な「人助け」でやっているような人は(ほんのごく一部を除けば)いない。そもそも私など、人のために治療しているのではない。だからH先生の主張はわかる。
わかるのだが、これを読むとH先生の(表面的な)意図とは別に、何とも言えないイヤ〜な気持ちになるのだ。

H先生がこの記事の中で述べているのは、

治療家は「いい人」であるのではなく、自分の中から滲み出る覚悟を持って、何の根拠もなくても患者の最後の砦となれるように、常に「治ります」という「優しい嘘」をつきまくれ。

ということだ、表面的には。けれど、その裏にあるのは

患者の求めているものは「希望」なんだから、それを(たとえ根拠なんかなくても、薄っぺらなものでも)欲しいだけ言葉で投げて与えてやれ。そうすれば連中は犬のように、いつまでも尻尾を振ってやって来る。

ということだ(癌になった父親のエピソードに幻惑されてしまいそうになるが、それは特殊なケースで、それを基準に一般的な話を論じるのはただの詭弁)。私が患者なら、気持ち悪くて、こんな空っぽな言葉を吐く人に自分の体を任せようとは思わない。
それにH先生の言う「優しい嘘」が実害を引き起こしている側面もある。それについては、ブログ記事「ダメ治療にハマらない方法」をご覧あれ。

H先生に関しては、メルマガを取っているだけで一面識もないので、あくまでメルマガからの印象だが、その基調は「俺が正しい」「俺の言うとおりにしていれば繁盛する(=俺の言うとおりやらなければ繁盛しない)」というもので、本田健さんの人間関係のマトリックスで言えば、典型的な「ポジティヴ自立」タイプの人(なので、自分が敵わない大きな力にはとても弱く、東日本大震災の時のメルマガ記事はいつもの傲慢で強気な感じが一転、笑ってしまうくらい悲観的で弱々しいものになっていた)。

さて、話を戻して最後に、私が患者から「これホントに治りますか?」と聞かれたら…ということを述べると、ある程度まで見通しが立つ場合はそれを答えるが、分からない場合は「分かりません」としか答えようがないので、そう答える(だからH先生的には、ウチは繁盛しないわけだ)。

そういうわけだから、たとえ嘘でもいいからとにかく希望を与えてくれ、という人にはウチの治療院は向かない。そういう人はシレッとした顔で「優しい嘘」をついてくれるところへどうぞ。

関連コラム コラム0003:単純化の罠  コラム0027:心理的逆転を持つ患者



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