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ココロとカラダのコラム0024:[臨床例]膀胱炎の治療

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Sさんは膀胱炎と月経前の腹痛を訴えて来た。膀胱炎は再発で、その時も泌尿器科と婦人科に通院しながらウチの治療室に来ていた。泌尿器科では猪苓湯(ちょれいとう)、婦人科では真武湯(しんぶとう)という漢方製剤を処方されているという。

初回の治療では、Sさんの内転筋、中殿筋というキネシオロジーでは泌尿生殖器の関連筋とされる筋肉が弱化していたことから、そこから出発して視床下部―下垂体―子宮/卵巣というホルモン系の上位中枢から分泌器官までのネットワークの異常を検出して、それを処理することを中心に行った。

2回目の治療の前に前回の治療後の変化を聞いたところ、その日、駅まで歩いたらドッと疲れが出て、ちょっと落ち込んだが、次の日にはそうした感じは消えた、とのこと。恐らく好転反応だろう。こうした治療は深いところにあってまだ表面化していなかった悪い部分を引き出す作用があるので、治療後、一時的に体調が崩れることがあるのだ。

2回目の治療では猪苓湯、真武湯を持ってきてもらい、それらの薬による体への影響を調べた。すると猪苓湯では咬合(=かみ合わせ)に異常が生じ、猪苓湯+真武湯では左右の鼠径部に何らかの弱さをもたらすころがわかった。また、これはSさんに処方されていたものではなかったが、婦人科系の疾患に対して処方されることの多いな当帰芍薬散についても体への反応を調べると、右の中殿筋に弱化が現れた。そこで、そうした反応をエッセンシャルオイルやお灸によって処理し、そこでの治療を終えた。

すると3回目の治療の前に前回の治療後の変化を聞いたところ、「だいぶ元気になったような感じで、排尿後のスッキリ感が違う!」とのお言葉をいただいた。ヽ(^◇^*)/ ワーイ
その後、Sさんは5回までの治療で気になっていた症状はほぼ消え、後は自分でケアできそうだということで終了となった。

Sさんのケースは、もともと上記のホルモン系のネットワークに問題があったことに加え、処方された漢方製剤の副作用も原因としてあったようだ。一部では「西洋医薬は副作用があってコワいが、漢方は副作用がないので安全」などと思っている人もいるようだが、それって単なる都市伝説の類だから(笑)。
副作用という点でいえば、西洋医薬の副作用は足し算で出るが、漢方の副作用は掛け算で出る、ということを以前聞いたことがある。つまり西洋医薬に比べて漢方の副作用は桁違いにコワいわけで、その辺、誤解なきように。

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