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物理療法

超音波療法

超音波治療器
 超音波は、水中で直進し、目標物に当たると反射する性質を持っていることから、医学的には胎児の診断など人体内部の状態を探るために用いられているが、トランジスタ等の発振回路によって高周波を発振させ、その振動で生体分子間に熱エネルギーを発生させるような利用の仕方もあり、超音波療法はそれを利用している。
 超音波療法はマイクロ波や低周波治療と異なり、人体に通電あるいは放電するのではなく、圧縮と弛緩の振動を人体の組織に与えて局所の物質代謝と老廃物の吸収を促進させるので、この超音波療法には一種の「マッサージ+温熱療法」的な効果があると言える。

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筋スラッキング療法

 筋スラッキング療法は、カイロプラクターの加瀬建造によって開発された。

 筋肉の働きは単に体を動かすだけにとどまらない。静脈やリンパは筋肉のポンプ作用によって流れているし、体温や内圧の維持、自律神経の働き──体は筋肉によってコントロールされているといっていい。では、なぜ筋肉の働きが低下するのか。
 加瀬は、人間の体は風船、しかもそれは凹凸のある風船であると考え、その凹凸が何からの原因で消失したり凹凸が入れ替わったりすると筋膜にズレが起こり、それが筋の機能低下をもたらすと考えた。その生体の微妙な凹凸を調整することで筋機能の早期回復を図るのが、筋スラッキング療法である。
具体的には、体表の状態を詳細に調べ、凹凸の異常が見られるところに手またはスラッカー(写真)による波動刺激を加え、その凹凸を調整していく。

 ところで、スラッカーによる波動刺激はとても気持ちがいいものだが、かなり派手な音(まるで工事現場のような)がするのだが、発明者によれば「この音がいいのだ」とか。この音が波動刺激を受けている人の脳からα波を引き出すらしいので、この音にもどうかおつきあいを(_o_)。
スラッカー

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クライオ・セラピー(冷却療法)

1.「暖める」治療から「冷やす」治療へ

 これまでの治療は、多くの場合「暖める」ことに主眼を置いてきた。確かに「冷え」が原因で疾病になっていて、「暖める」ことにより治癒するものもある。しかし例えば、五十肩の痛みやリウマチの腫れに温熱療法を行うと、余計にその症状が悪化するという臨床結果がある。

 温熱が生体に与える弊害には
1)末梢血管を拡張させて血液の流れを増大させることにより、鬱血、浮腫(むくみ)など静脈不全を起こしやすい。
2)多量の発汗によって水分や塩基類を失うことにより、循環不全や細胞機能の低下を招く。
3)胃腸への血流が減り、胃腸の緊張低下を引き起こす。

などがある。
 そういう点を踏まえ、安易に「暖める」という治療法を改め、その逆の発想──つまり「冷やす」──から出発し、調査、実験、検討を繰り返して生み出されたのが、クライオセラピー(冷却療法)である。

 よく、「冷やす」というと、「それでは体が冷えてしまい、風邪を引いてしまうのでは」とか「凍傷が怖い」などと思われがちだが、それは「冷やす」方法が間違っているために起こる問題である。では、クライオセラピーではどう「冷やす」のだろうか。

2.クライオセラピーにおける冷やし方

 一般に「冷やす」方法として、中途半端な冷たさで長い時間冷やす、というやり方がよく行われるが、この方法では、体そのものが冷えてしまい、風邪を引いてしまう。また、アイスノンなどを使って冷やすと凍傷を起こしてしまうことがある。

 クライオセラピーによる冷やし方の基本は、凍傷にならないギリギリの低い温度で患部を短い時間冷やすことである。短い時間といっても、人間の皮膚は温・冷に順応するのに5〜6分かかることから、5分以下では効果がなく、また30分以上では逆に体の防衛機構の働きで冷やした部分が硬くなってくるし、体が冷え始めるため、10〜20分を目安に行うクライオパック
 炎症や浮腫が強い場合は、10〜15分冷やしたら30分程度休ませ、それを繰り返す、といった方法を取る。
 蒼穹堂治療室では「冷やす」のにクライオパック(写真)を使っているが、氷を使う方法もある。氷を使う場合は、凍傷にならないよう一度水洗いした氷をビニール袋に入れ、患部に直接当てる。その際は──クライオパックの場合も同様だが──表面に水滴がつかないように上からタオル等で覆うことをお勧めする。これは、表面の水滴が体に流れ落ちて体が冷えるのを防ぐためである。
 また、クライオセラピーは炎症等の強い局所に行い、不必要な部分まで冷やさないようにすることが重要。
 では、「冷やす」ことによって体に何が起こるのだろうか。

3.クライオセラピーの効果

 まず、誰でも経験のあることだが、「冷やす」ことによって感覚が鈍り、痛みの感覚を消すことができる。つまり
1)冷却麻酔効果による鎮痛作用
がある。実験では、温度が低いほど鎮痛効果が大きく、しもやけや不快感も起こりにくいことがわかっている。
 次に、局所を急激に「冷やす」ことによる反射として、皮膚の温度が上昇して血流量の増加が起こり、筋肉が弛緩してくる。つまり
2)冷却による反射皮膚温上昇による筋弛緩
である。
 また、痛みの感覚は発痛物質が産生されることで生じるが、「冷やす」と血中酸素濃度が上がり、それによって発痛物質の産生を抑えると言われている。つまり
3)血中酸素濃度を上昇させることによる、発痛物質産生の抑制
である。
 加えて、浮腫(むくみ)は血管の透過性によって血液の液体成分が外に漏れだしたもので、理論的には、温熱は毛細血管の透過性を増大させるが、「冷やす」ことは逆に透過性を減少させる。それにより
4)炎症、浮腫などの抑制
という効果がある。
 更に、「冷やす」ことは体の温度管理を行う視床下部・脳下垂体・副腎髄質系を活性化し、脳下垂体からの甲状腺刺激ホルモン(TSH)、副腎髄質からのカテコールアミン分泌を促進させ、細胞の代謝速度を上昇させる。つまり
5)脳下垂体・副腎髄質系の活性化
である。

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